ロボットワールドサービスロボット展産業用ロボット展次世代モビリティ展宇宙開発ビジネス展

横浜 会期 2024年12月5日(木)・6日(金)会場 パシフィコ横浜
関西 会期 2025年6月5日(木)・6日(金) 会場 インテックス大阪

※満席のセミナーは当日立ち見で聴講いただけます。

6月5日(木)10:30-11:30

宇宙探査からのAI・ロボティクス技術への期待

山崎 雅起 氏

国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
宇宙探査イノベーションハブ・主任研究開発員
山崎 雅起 氏

2010年4月-2015年9月 株式会社東芝, 研究開発センター
2015年10月-2021年9月 株式会社本田技術研究所, ロボティクス部門
2021年10月-現在 JAXA, 宇宙探査イノベーションハブ

[セミナー内容]
JAXA宇宙探査イノベーションハブは、将来の月探査および火星へ発展可能な自動・自律運転型の次世代モビリティシステムの構築を目指しています。モビリティに関するサービス提供は、月面活動の初期的段階では南極付近での調査や資源利用のため、少量、近距離での資材移動・運搬が主たる目的となりますが、将来的には月面拠点の構築や月の広範囲にわたる物資と人の移動へと発展拡大することが想定されています。
そこで、宇宙探査イノベーションハブで行ってきた月探査におけるAI・ロボティクス技術の研究例を紹介し、今後募集する次世代モビリティシステム構築のためのAI・ロボティクス技術について述べる。

6月5日(木)10:30-11:30

経済産業省が目指すロボティクスの未来について

横山 智也 氏

経済産業省 ロボット政策室
横山 智也 氏

2021年経済産業省中部経済産業局に入局。
2025年4月より経済産業省ロボット政策室に出向・着任し、企画調整を担当。

[セミナー内容]
国内では人出不足が深刻化し、自動化・省力化を通じた生産性向上が急務となっている中、経済産業省では、AI・ロボティクスによる社会課題解決と豊かな経済社会の実現へ向けた政策を推進している。本セミナーでは、経済産業省が進めるロボット政策の方向性と取引適正化等周辺施策についてお話する。

6月5日(木)12:00-13:00

ロボットが生み出すコミュニケーション
~人に寄り添うロボット「RoBoHoN(ロボホン)」と暮らす理由~

森 伊吹 氏

シャープ株式会社
通信事業本部 モバイルソリューション事業統轄部 モバイルビジネス推進部
森 伊吹 氏

幼少期にロボットを組み立てた経験からロボホンに興味を持ち、2021年にシャープに入社。入社直後はスマートフォン開発部署に配属になるも、2023年にロボホンチームへ異動となり、現在はロボホンに囲まれながら、ロボホンの企画業務を担当している。

[セミナー内容]
2016年5月にシャープ株式会社から誕生したロボホン。9年目を迎え、日本全国でどんどんロボホンを愛してくださるオーナーが増えています。人手不足や業務の効率化によって心の通った接客が難しくなる今日、ロボホンのような人に寄り添うロボットがどのような価値を提供できるのか。このセミナーでは、オーナー様からの実際のお声を通して、機能だけではないロボホンの魅力と導入事例についてお話します。

6月5日(木) 12:00-16:00

ロボットに命を吹き込む仕事 
~ロボットシステムインテグレータの紹介~

一般社団法人日本ロボットシステムインテグレータ協会

12:00-12:05

開会挨拶

一般社団法人日本ロボットシステムインテグレータ協会 副会長
奥山 浩司 氏


12:05-12:25

日本ロボットシステムインテグレータ協会活動の紹介

一般社団法人日本ロボットシステムインテグレータ協会 広報部長
高橋 祐紀 氏


12:25-12:45

「世界一安全なAMR」と称される、自律走行ロボット【MiR】のご紹介

大喜産業株式会社 係長
阪下 寛 氏

株式会社ディック 課長
前田 賢 氏


12:45-13:05

機械専門商社が目指すロボットシステムインテグレータ

宮脇機械プラント株式会社 システム技術部 部長
小谷 晋也 氏


13:05-13:25

人が足りない今こそ、“人が育つ”教育を 
オフラインティーチングの再価値化

ジェービーエムエンジニアリング株式会社 
本社テクニカルサポート 兼 ロボットプロジェクト主任
鴻田 侃汰 氏


13:25-13:45

ロボットを“どこでも・誰でも・簡単に”
~ロボット操作プラットフォームの開発~

髙丸工業株式会社 専務取締役
髙丸 泰幸 氏


13:45-14:05

産業用ロボットに関する国際安全規格ISO10218改定;
ジックからの対応提案

ジック株式会社 リージョナル営業部
前澤 貴之 氏


14:05-14:25

移動型協働ロボット(AGVロボ)の魅力
(ロボットを思いのままに走らせる未来工場!?)

アイズロボ株式会社 電気設計
濵 甚介 氏


14:25-14:45

AI・ロボットと人の共存によるストレスフリー社会の構築
~大阪・関西万博編~

株式会社HCI 代表取締役社長
奥山 浩司 氏


14:45-15:05

製造現場のAI・ロボット活用 ~導入のポイントと流れ~

株式会社ブリッジ・ソリューション 代表取締役
坂本 俊雄 氏


15:05-15:25

システムインテグレータとの連携活動紹介

株式会社安川電機 ロボット事業部エンジニアリング部 応用技術課 課長補佐
今里 康宏 氏


15:25-15:30

閉会挨拶

千代田興業株式会社 代表取締役社長
瀬田川 哲也 氏


15:30-16:00

名刺交換会

6月5日(木)13:30-14:30

RobiZyが描く、宇宙サービスロボットの世界

伊巻 和弥 氏

株式会社2moon 代表取締役社長
NPO法人ロボットビジネス支援機構(RobiZy)宇宙部会長
伊巻 和弥 氏

30年以上の宇宙開発業務の中で、スペースシャトル、国際宇宙ステーション(ISS)、深宇宙探査、衛星データ利用等幅広い業務を経験。主にこれから宇宙産業参入を目指す企業を支援し、日本の宇宙産業拡大に向け底辺を支える。
専門はSpace Robotics。ISS「きぼう」のロボットアームを始め、日本が開発した8種類のロボットシステムの開発・運用に携わる。ここ2年間で約30社の企業コンサルを実施。

[セミナー内容]
今や宇宙は生活の一部となり、空との境界線はなくなりつつあります。宇宙旅行が始まり、宇宙に年間1000人が暮らす世界は夢ではなくなりました。宇宙は特別なものではないのです。宇宙政策を見ると2030年代初頭に宇宙産業を8兆円規模へ増大させ、新たに宇宙産業への参入を目指す企業を「宇宙戦略基金」等で強く支援しています。
今回のセミナーでは、RobiZy宇宙部会が現在特に力を入れている、ISSや月面経済圏におけるサービスロボットプロジェクトの検討状況と宇宙用サービスロボット標準について説明します。当部会活動にはどなたも参画可能です。セミナー内容にて興味を持たれた企業様は、是非一緒に月を目指しましょう!

6月5日(木)15:00-16:00

モノづくり向けモバイルサービスをご紹介

株式会社インターネットイニシアティブ
モバイルサービス事業本部 MVNO事業部 ビジネス開発部
フルMVNO推進課長
遠見 洋一 氏

2008年に同社へ営業として入社。2012年より個人向けのモバイル担当になり、IIJmio担当営業として大手代理店や、多数のMVNO事業者のモバイルサービス立ち上げを支援。2018年よりフルMVNOサービス提供開始にあたって現部門へ異動。
法人向けモバイルサービス、フルMVNOサービス、SoftSIM、eSIMなどを中心に、モノづくり向けSIMソリューションの導入支援を担当。

[セミナー内容]
IoTデバイスの普及により新たなビジネス企画が生まれる中、課題となるのがモバイル通信です。通信規格を選ぶポイント、製品の小型化などの導入手法をモバイルサービスの紹介を中心にお伝えします。
また、今春に発表しました「nRF9151」のSoftSIM対応について、モジュールの特徴を含めてご紹介いたします。

6月6日(金)10:30-11:30

ジェロンテクノロジーで切り拓くサービスロボット新産業

本田 幸夫 氏

東京大学大学院工学系研究科人工物工学研究センター
本田 幸夫 氏

1980年デンソー入社、1989年パナソニック入社。高効率モータの開発に従事。マレーシア松下モータ経営責任者、モータ社CTO、ロボット事業推進センター長を経て2013年より大阪工業大学教授、ロボティクス&デザイン工学部を創設。2020年より東京大学大学院工学系研究科人工物工学研究センター特任研究員、大阪大学大学院医学系研究科招聘教授、厚生労働省介護ロボット担当参与、日本医療研究開発機構PO兼任。

[セミナー内容]
サービスロボットは、自動車、電気、農業、サービス業など幅広い分野で期待されていますが、長寿高齢社会では高齢者支援に特化したジェロンテクノロジーの活用が重要です。老化を自然な人生の変化と捉え、フレイルや認知症などの課題に対応する技術を実装したロボットが、高齢者の日常生活を支え、「人生100年時代」のwell-beingを実現する新産業を創出します。本講演では、サービスロボットの設計において考慮すべきジェロンテクノロジーの具体的な機能と、高齢社会に対応する出口戦略として期待される新産業分野について説明します。

6月6日(金)12:00-13:00

ロボットの社会実装に向けたNEDOの最新の取り組み

土井 浩史 氏

国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO)
AI・ロボット部 ロボットチーム チーム長
土井 浩史 氏

1995年京都大学大学院 工学研究科卒業。AI、ロボティクスに関する研究を行う。三菱電機、デンソーアイティーラボラトリを経て、2022年NEDOに入構。現在、ロボットチームのチーム長を務める。NEDOで取り組むロボット事業の包括的なマネジメントに従事。

[セミナー内容]
NEDOでは、産業分野での人手不足を解消するため、物流や小売、施設管理といったこれまでロボットの活用が進んでこなかった分野へ、産業用ロボットや自動走行ロボットを導入拡大するための研究開発事業を進めている。本講演ではこれらの成果と共に、このようなロングテールとも呼べる領域へロボット導入を促進するための新たな取組みについても紹介する。

6月6日(金)12:00-13:00

宇宙建設に係る国土交通省の取組について

菊田 一行 氏

国土交通省 大臣官房 技術調査課 
参事官(イノベーション)グループ・施工自動化企画官
菊田 一行 氏

2006年4月 国土交通省 入省
2019年4月 大臣官房技術調査課 課長補佐
2021年4月 総合政策局公共事業企画調整課 企画専門官
2023年4月 近畿地方整備局 猪名川河川事務所長
2025年4月から現職

[セミナー内容]
宇宙利用探査において世界に先駆けて月面拠点建設を進めるためには、遠隔あるいは自動の建設技術(無人化施工等)は重要な要素です。国土交通省では、激甚化する災害対応、人口減少下における生産性向上に対するため、自動施工・遠隔施工等を推進しています。本セミナーではこれらの建設技術の月面拠点建設へ適用するための技術開発と地上の事業へ波及させる取り組みを説明します。

6月6日(金)13:30-14:30

自動化革命“RX”の意義とRobiZy(コミュニティ)の役割



特定非営利活動法人ロボットビジネス支援機構(RobiZy)
事務局・マネジャー
山下 久 氏

経営コンサルティング企業において、IT企業の法人営業部門を対象として業界動向(各業界を取り巻く環境、業務フロー、経営課題、情報化動向等)の調査、基礎資料の編纂、データ分析に基づく戦略企画、実務代行に従事。2020年以降は、宇宙関連事業、サービスロボットビジネスの事業開発支援や新規プロジェクトの企画・運営に携わっている。

 

RobiZyフードビジネス部会長 
株式会社立花デバイスコンポーネント 応用開発部
飯田 望 氏

[セミナー内容]
自動化革命“RX”(ロボティクス・トランスフォーメーション)が導く未来と、RXによる自動化・自律化実現のためのロボット導入の要諦をご案内したうえで、当機構(RobiZy)の事業内容及びビジネス支援活動の一例として、①RCI:ロボットカスタマイズインテーグレーターサービス ②フードビジネス部会の取組内容 をご紹介します。

6月6日(金)13:30-14:30

“柔らかい”が世界を変える!
ソフトロボットと創る人とロボットが協働する社会へ

只野 利恩 氏

北陸先端科学技術大学院大学 ソフトロボティクス研究室
只野 利恩 氏

2024年~北陸先端科学技術大学院大学 博士後期課程在籍中。大学時は、AI開発やweb製作、アプリケーションの開発など多岐に渡り活動を行う。柔らかい素材を使ったソフトロボットに出会い、大学院から転専攻。現在、博士課程では、移動ソフトロボットと生成AIを組み合わせた行動生成の研究を行っている。また、研究室内の技術シーズの事業化を担当している。

[セミナー内容]
柔らかいロボットであるソフトロボットは様々な分野で活躍が期待されています。本セミナーでは、ソフトロボットはどんなものなのか、どんな開発・研究があるのか。そして、本研究室の技術シーズの紹介と、新しい形のロボットハンド“ROSEハンド”の事業化に向けた活動についてご紹介します。

6月6日(金)15:00-16:00

最先端AI/ロボティクスと倫理・法・社会

浅田 稔 氏

大阪国際工科専門職大学 副学長
浅田 稔 氏

大阪大学大学院基礎工学研究科修了.工学博士.1997年より同大学大学院工学研究科教授.2005年~2011年まで,科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業「浅田共創知能プロジェクト」研究総括.2012年~2017年日本学術振興会科学研究費助成事業(特別推進研究)研究代表.2019年から大阪大学先導的学際研究機構共生知能システムセンター特任教授。2021年から大阪国際工科専門職大学 副学長

[セミナー内容]
最先端AI/ロボティクスは,技術が社会構造を改変する大きな動きである.機能性を最優先とするテクノロジーが我々の社会そのものを激変させてきた事実は明白であり,機能から行動変容,更には社会変容を及ぼしていく近未来社会では人工物の設計を人工物との共棲の観点から見直す時期にきている.
本講演では,すべてのステークホルダーが参集して,未来のあり方を議論しながら進めていくアジャイルガバナンスを紹介し,そのポテンシャルを探って行く.

  • 03-4360-5070